ブログ記事を書くとき、AIに全部は任せない。文章が苦手な自分なりのAI活用術
【この記事の要約(結論)】
材料は自分、整理はAI。 綺麗なプロンプトより「雑でも生の体験や思考」を投げつける方が精度が上がる。
AI(チャッピー)が出してくる「綺麗なポエム」や「そこまで言ってない結論」は容赦なく削る。
最後の確認と責任は必ず人間が持つ。全自動化しないことこそが、ブログ記事の差別化(一次情報)になる。
文章を書くのが本当に苦手です。
頭の中では「こういうことを伝えたい」と思っていても、それを文章として外に出すのがすごく難しい。
なので、今は記事を書くときにAIをかなり使っています。本当に便利な世の中です。
ただ、「〇〇について記事を書いて」と最初から全部任せることはしていません。
自分の場合は、AIに文章を書いてもらうというより、「自分のうまく伝えられないことを言語化してもらう」という感覚で使っています。
文章が苦手な自分が試行錯誤の末に行き着いた、「AIに飲み込まれずに、自分らしい記事を書く7つのステップ」を具体的な手順とともに共有します。
1. AIに渡す前に、自分で伝えたいことを出す(キングオブ雑でOK)
まず一番最初に行うのは、「自分が言いたいことの素材出し」です。
何について書きたいのか
何を伝えたいのか
自分はどう考えているのか
どんな経験をしたのか
どんな順番で書きたいのか
これを書き出します。文章になっていなくても、改行がなくても構いません。
実際に、前の記事を作ったときに私がAIに投げた入力(プロンプト)はこんな感じです。
このプロンプト自体の作成には1分かかっていません。
頭に思い浮かんだことを羅列しただけです。
【実際にAIに投げたテキスト】
ブログの記事を増やすには、まず書く。私が記事数を増やすためにやっていることって感じの記事書く。これで一本。5分で終わることもあれば半日かかることもある。みたいなところから、思い浮かばなくても一回投稿してみるってのも初期は大事だと思っているとかai全任せにせず、流れ、伝えたいことは雑にでもいいからaiに伝えるとかここで精度がきまるとか、最後の誤字チェックはaiさせているが必ず自分でチェックしてから投稿するとか、全自動記事とか今は考えないとか、キーワードは意識しないとか。
改行もなく誤字脱字も全無視の「キングオブ雑」ですが、
自分の体験や考えていることはしっかり入っています。
AIを使って記事を書く場合、この最初に渡す「生の材料」で記事の精度が決まります。
きれいなプロンプトやマークダウン記法を書くことよりも、「自分が何を言いたいのか」を雑でもいいからAIに渡すことの方が100倍重要です。
(え?マークダウン表記?そんなの書いてる間に記事3本できます)
2. AIには「文章の整理」だけを任せる
自分で材料を出したら、AI(ChatGPTなど)には「整理」だけを指示します。
話の順番を整理してもらう
見出し(H2, H3)を作ってもらう
読みやすい文章に整えてもらう
説明が足りない部分を見つけてもらう
重複している部分をまとめてもらう
ゼロから記事を書かせるのではなく、「頭の中にあるものを記事の形にしてもらう」という感覚です。
ここで注意したいのが、伝えたい内容までAI任せにしないこと。
チャッピー(ChatGPT)って変にロマンティストなところがあるので、油断すると妙にきれいにまとめたり、ちょっと格好いい結論を勝手に付け足してきたりします。
「いや、そこまで言ってないんだよな……」となったら、その部分はカットします。
「材料は自分。整理はAI。」
この役割分担が、一番しっくりきています。
3. AIが作った文章は「自分の口調・価値観」で必ず読み返す
AIが吐き出した文章を、そのまま投稿することは絶対にありません。必ず自分の目で読み返します。
文章としては自然でも、以下のようなズレが必ず発生します。
「そこまで言っていない」
「少し意味(ニュアンス)が違う」
「自分ならこんな言い方はしない」
特に自分の経験を書く記事ではここが命取りになります。AIが勝手に存在しない経験や考えを追加してしまったら、それは自分の記事ではなくなってしまいます。
また、自分自身が長文を読むのが得意ではないため、「長文に弱い自分が途中で飽きずに読めるか?」を強力なチェック機構として使っています。途中で「何の話だっけ?」となったら、説明が長すぎるか分かりにくい証拠です。
4. AIが書いた文章を容赦なく削る・壊す
AIが出してきた文章をそのまま全部残す必要はありません。
「もう分かった」と思った重複表現は削る
同じことを言い方を変えて繰り返している部分はカットする
「ここは説明が足りないな」と思った部分は自分の言葉で追記する
最初から完成品を出してもらうのではなく、「AIに作ってもらった下書きを、自分で壊したり直したりする」くらいの感覚で手を入れています。
5. 最後の「誤字・違和感チェック」に再びAIを使う
一通り自分が手を加えて記事が完成したら、最終チェックとしてもう一度AIに見せます。
【AIに投げるチェック指示文の例】
Plaintext
以下のブログ記事の「誤字脱字」「不自然な日本語」「同じ表現の繰り返し」「見出しと本文のズレ」をチェックして、問題点をリストアップしてください。
※本文の文意や自分の体験談の内容は勝手に変更しないでください。
自分で何度も読んだ文章は、目が慣れてしまって間違いに気付けません。第三者の視点としてAIに校正させるのは非常に便利です。
6. 最後は人間が自分の目で確認して投稿する
AIの校正が終わった後も、最後は必ず自分の目で全文章を確認します。
AIに校正させると、直し方の拍子に主語が入れ替わったり、意味が変わってしまうことが多々あります。
自分が一番伝えたかった内容になっているか?
事実と推測が混ざっていないか?
タイトルと本文の答えが一致しているか?
AIは強力な助手ですが、記事の内容や発言に責任を持つのは自分自身です。最後のボタンを押す瞬間だけは任せません。
7. 「全自動生成」をあえてやらない理由
技術的には、テーマ設定から本文生成、画像作成、CMS(ブログ)への投稿までを全自動化することも可能です。
記事数だけを増やすならそれが一番早いかもしれません。
ですが、このブログで書きたいのは「自分が実際に試したことや、そこで考えた泥くさい過程」です。そこまで自動化してしまうと、自分がブログを書く意味も価値も完全になくなってしまいます。
まとめ:AI時代の「埋もれないブログ執筆ルール」
私が実践しているAIとの付き合い方は以下の通りです。
何を書くのか(材料・体験)は自分が決める
雑なメモのままAIに投げて整理してもらう
自分で読んで、いらない文章を削り・直す
最後にもう一度AIで誤字チェックする
自分の目で最終確認して投稿する
「全自動」や「綺麗なプロンプト」に惑わされる必要はありません。
「材料は自分。整理はAI。」
この距離感こそが、文章が苦手な人でも挫折せず、なおかつ他の誰とも被らない「オリジナルの記事」を作り続ける一番の近道だと感じています。