前の記事では、副業ブログのネタがないなら、まず自分がすでに持っている経験や知識を棚卸ししてみる、という話を書きました。

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副業でアフィエイトを選び、今の型にした理由副業で、まず月5万円くらい稼げるようになりたい。そう考えて、このサイトを始めました。本業を辞めたいわけではありません。いや辞めたいけど。記事を読む

仕事、趣味、失敗した経験、人からよく聞かれること。

そうしたものの中から、

「これなら自分にも書けそう」

というテーマが見つかったとします。

でも、そこで終わりではありません。

次に考えたいのが、

「その話を、誰に届けるのか」

ということです。

同じ内容でも、誰に向けて書くかによって、記事の内容はかなり変わります。

書きたいことだけ書いても、読まれるとは限らない

ブログを始めると、

「今日はこれについて書こう」

と、自分が書きたいことから考えがちです。

もちろん、それ自体は悪くありません。

ただ、読者からすると、

「それを読むと、自分に何があるのか」

が重要です。

例えば、

「自作ブログシステムを作りました」

という記事を書くとします。

自分にとっては、実際にやったことなので立派なネタです。

でも、そのまま書くだけでは、

「へえ、そうなんだ」

で終わります。

そこで、

誰に役立つ話なのか

を考えてみます。

同じ経験でも、相手によって記事は変わる

先ほどの「自作ブログシステムを作成した」という経験でも、届ける相手によって内容は変わります。

例えば、Web開発者向けなら、

  • どの構造化データを入れたか

  • JSON-LDをどう生成したか

  • BlogPostingをどう実装したか

  • BreadcrumbListをどう出力したか

といった技術的な内容が中心になります。

一方、ブログ初心者向けなら、

  • 構造化データとは何か

  • なぜ必要なのか

  • 自分でどこまで対応したのか

  • 最低限どこを確認すればいいのか

  • やったらどういうメリットがあるのか

という説明の方が役立ちます。

同じ経験でも、

誰に向けて書くかによって、必要な説明が変わる

ということです。

「誰でも読める記事」は意外と難しい

最初は、

「できるだけ多くの人に読んでもらいたい」

と思います。

私もそう考えます。

ただ、全員に向けて書こうとすると、文章がぼんやりしやすくなります。

例えば、

副業について書きます。

だけでは広すぎます。

副業を始めたい人なのか。

すでに始めているけれど収益が出ていない人なのか。

ブログをやりたい人なのか。

Webサービスを作りたい人なのか。

同じ「副業」でも、困っていることは違います。

そのため、

一つの記事では、一人の読者を想像するくらいでちょうどいい

と思っています。

誰に届けるかは、難しく考えなくていい

「ターゲット」「ペルソナ」と聞くと、急に難しく感じます。

年齢、性別、職業、年収、家族構成まで決める方法もあります。

ただ、最初からそこまで細かく考えなくてもいいと思います。

私なら、まず次の3つを考えます。

  • その人は今、何に困っているのか

  • 記事を読む前に、何が分からないのか

  • 読み終わったあと、何ができるようになればいいのか

これだけでも、記事の方向はかなり決まります。

例えば今回の記事なら、

読む人 副業ブログを始めたけれど、何を書けばいいか分からない初心者。

読む前 ブログのネタさえ見つかればいいと思っている。

読んだあと ネタを見つけたら、「誰のどんな悩みに使えるか」まで考えてから記事を書く。

この状態を目指しています。

自分の経験を、そのまま書かない

自分の経験はブログの大事な材料です。

ただし、経験を日記のようにそのまま書くだけでは、読者にとって役立つ内容にならないことがあります。

例えば、

AdSenseに3回落ちました。

これだけなら記録です。

でも、

AdSenseに3回落ちたので、自分なりに原因を仮説化し、4回目に向けて直していることをまとめました。

とすれば、同じように審査に困っている人が読めます。

さらに、

  • 1回目に何をしたか

  • 2回目で何を変えたか

  • 3回目で何が表示されたか

  • 次に何を直すのか

まで整理すれば、

自分の失敗が、他の人が確認する材料に変わります。

自分の経験を、読者が使える形に変える。

これが重要なのだと思っています。

「この記事を読む人は何を持って帰るのか」を考える

最近は、記事を書く前に一つ考えるようにしています。

この記事を最後まで読んだ人は、何を持って帰れるのか。

例えば、

「自作Webサービスを作った話」

なら、

「こんなものを作りました」

だけでは弱い。

でも、

副業のネタがなかったので、自分が持っているWeb開発の経験を使うことにした。

とすれば、

読者は、

「自分も今持っているものを棚卸ししてみよう」

と考えられます。

同じ話でも、読者が持ち帰れるものを一つ決めると、記事を書きやすくなります。

初心者向けなら、知っていることを前提にしない

自分が詳しい分野ほど、ここは注意が必要です。

長くやっていると、

「これは当然分かるだろう」

と思ってしまいます。

例えば私の場合、

  • API

  • データベース

  • サーバ

  • DNS

  • 構造化データ

  • canonical

といった言葉は普通に使います。

でも、ブログを始めたばかりの人には分からないかもしれません。

初心者向けの記事なら、

自分にとって当たり前のことほど、一度説明する

くらいでいいと思います。

専門用語を使わないという意味ではありません。

必要なら使って、その場で意味を説明する。

それだけでも読みやすさはかなり変わります。

読者に刺さるかは、書いたあとにも確認する

誰に向けて書くかを決めても、実際に読まれるかは公開してみないと分かりません。

そのため、

公開して終わりではなく、あとで見直す

ことも必要だと思っています。

例えば、

  • 検索から来ているか

  • どの記事が読まれているか

  • すぐ離脱していないか

  • 関連記事まで読まれているか

  • 想定していた検索語で表示されているか

などを確認します。

反応が悪ければ、

  • タイトルを直す

  • 冒頭を直す

  • 説明を増やす

  • 読者を絞る

  • 関連記事を追加する

といった修正もできます。

最初から完璧に当てる必要はありません。

ネタが見つかったら「誰に役立つか」まで考える

ブログのネタを見つけることは最初の一歩です。

でも、その次に、

「この経験は、誰のどんな困りごとに使えるだろう」

と考えると、記事の内容が変わります。

私の場合も、Web開発の経験をそのまま書くだけでは、技術者向けの記事だけになってしまいます。

でも、

「副業のネタがない人」 「ブログを始めたばかりの人」 「自分の強みが分からない人」

に向けて書けば、同じ経験でも別の価値を持たせられます。

ブログに書けそうなことが見つかったら、次は一度、

誰に届けるのか。 その人は何に困っているのか。 読んだあと、何を持って帰ってほしいのか。

この3つを考えてみる。

私もまだ試行錯誤中ですが、いつもこの順番で記事を考えるようにしています。